ドクターのミニコラム4・強い男とニオイの関連。

動物が生殖行為のため、異性をニオイで引きつける事はよく知られています。

 

体臭とそれを感じる嗅覚には、懐妊を調節したり、同じ種の中の強い者の子孫を残すように生理性能を調節したりする働きが観察されています。

 

他にも、嗅覚を介して作用するフェロモンは、ホルモンからの影響を受けて繁殖の調節をしている事が、ラットによる実験で認められています。

 

人間の事例、クリアネオ 販売店でやたらと宣伝されるような男性の体臭は女子より強いのがありきたりで、男性ホルモンの活動の盛んな青年期の男性は、ヒト通常の強い体臭を放ちます。

 

ワキの下のニオイの成分、アンドロステノンやアンドロステノールは、男性ホルモンであるテストステロンの誘導体です。

 

つまり男性は、生殖活動が活発な?女子を引きつける体臭になります。

 

このケース、ワキの下のニオイ成分のアンドロステノンやアンドロステノールは、広い解釈でフェロモンと腹積もりてもおかしくはないのですが、人間のケース、昆虫やほかの動物のように、逆らいがたい力で働くわけではないので、「フェロモンのようなもの」といったところでしょう。

 

ところでテストステロンはスポーツで問題となるドーピングの禁止薬物で、筋肉増強剤でもあります。

 

88年のソウル五輪で、男子100メートルのベン?ジョンソン選手が金メダルを剥奪され、多くの人の知るところとなりました。

 

このケース使用されたのは、的確にはアナポリックステロイドという化合物でしたが、テストステロンと似たような組成を持つ物質です。

 

強い運動選手に女子ファンが魅了されるのも自然という事でしょうか。